毎年10月に行われる、島全体をあげての呉市のビックイベントです。
           下蒲刈島での朝鮮通信使再現行列は、日本国内だけでなく、韓国でも有名で、 毎年韓国からも吹打隊や舞踊団、関連団体など、も多くの参加者があり、大規模で本格的な行列です。
           事前に一般の参加者希望者も受け付けており、一緒に行列に参加することもできます。

 当時、朝鮮通信使の案内役だった対馬藩を先頭に、通信使の行列は、三之瀬をスタートします。
             行列は、松濤園の前を通って、福島雁木へと進んでいきます。
             松濤園を背景にした行列は、まるで、江戸時代にタイムスリップしたかのようです。


行列には、吹打隊なども加わり、雰囲気を盛り上げます。
            見る楽しみに加えて、韓国の本格的な民俗音楽が楽しめます。
 正使(通信使団の中で一番偉い人)を乗せたみこしも登場します。
             みこしも、当時のものを再現した、本格的なもので、あまりの重さにに、担いでいる人たちは、とても大変なのだそうです。
            


福島雁木には、対馬藩の藩主が乗った船がやってきます。
            当時も上陸に使用された雁木を使っての上陸になります。
行列や、イベント会場では、韓国から派遣された舞踊団による、本格的な韓国の伝統舞踊が披露されます。
            この踊り子さんたちは、記念撮影にも快く応じてくれます。


行列の終着点のイベント会場では、通信使の使命である、国書の交換が行われます。
            正使と将軍が仲良く握手しています。
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